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虫歯

どうしてむし歯になるのか?予防に向けて。

どうしてむし歯になるのか?予防に向けて。

 

左の図の様に“歯の質” “細菌” “時間” “糖分”の4つの要素が重なってむし歯ができます。

この内の1つでも改善できればむし歯にはならない。
とも言える訳です。

※ あくまでも“むし歯”の話です。

 

細菌について

細菌について

 

ミュータンス菌等のいわゆる“むし歯菌”が歯垢(しこう)と呼ばれる固まりを形成します。

砂糖を餌とする“むし歯菌”はグルカンというネバネバした物質を作りそれを歯の表面に貼り付けその中で酸を生産し歯を溶かしてゆきます。

 

食べる時間

食べる時間

 

むし歯菌に栄養を与えない…食べなきゃいいんだ!という訳にもいかず。
おやつ、食事の摂り方を考えましょうか。
「a」で食事を摂るとお口の中が酸性に傾きます。
唾液の働きで元に戻ってゆきますが「b」まで戻るのに約20分かかります。
色付きの部分がむし歯になりやすい状態です。
下の様にずっと食べ続けると(口の中に残っていると)   …お分かりですね。

量より時間です。

 

栄養源?スナック菓子は悪者か?

栄養源?スナック菓子は悪者か?

 

歯にくっつきやすいとはいえ糖分がほとんど無い為(いろいろ種類もありますが)特に問題はありません。

問題なのはジュースと一緒に摂った時。
缶ジュース1本に含まれる糖分はスティックシュガーで約10本分。
この糖分がスナックのカスに染み込んで長時間留まる事になります。
飴にも同じ事が言えます。
先にも触れましたが量よりも時間です。

 

要因?歯の質、歯の形

要因?歯の質、歯の形

 

歯にも個人差はあります。
硬い歯、柔らかい歯。大きい歯、小さい歯。
溝の深い歯、浅い歯。そして歯並びもいろいろ。
フッ素やシーラントである程度は対応が利きます。
磨きにくい場所も人それぞれです。
その人に合ったハブラシ、磨き方。
一度ご相談下さい。
(左:富田歯科お薦め歯ブラシ 右:米国土産)

 

正常像

正常像

 

歯医者さんでのむし歯の予防には何があるの?

◎定期検診
3ヶ月に一度程度の定期検診をお勧めしています。
その中で以下の事を行っています。

■歯みがき教室(保険治療)
予防の基本はやっぱり毎日の正しいブラッシングです。
皆さん個人個人に合ったブラッシング法はセンセはもちろん歯科衛生士のお姉さんが教えてくれます。

■PMTC(自費又はサービス)
歯科医院でのプロ専用の機械を用いた歯のクリーニングです。
定期的にPMTCを受ける事で、むし歯や歯周病の予防そして白く輝く歯を保つ事ができます。

■シーラント(年齢制限あり保険治療又は自費)
溝に樹脂を流し込み汚れが溜まりにくくします。

■フッ化物塗布(自費又はサービス)
歯質を強化します。

 

フッ素配合歯ミガキの利用

フッ素配合歯ミガキの利用

 

■酸産生の抑制
ハブラシで落としきれなかったプラークの中のむし歯の原因菌の働きを弱め酸が作られるのを抑えます。

■再石灰化の促進
歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進します。

■歯の質を強くして酸に溶けにくい歯にします。

 

状態の変化

状態の変化

 

C1~C4へと進行し、C4になるとほとんどの場合、歯を抜くことになります。

次頁でむし歯の進行段階と治療法について記してゆきます。