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富田歯科医院|愛知県稲沢市祖父江町|歯科、小児歯科、ホワイトニング

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歯の漂白3

ブリーチング(漂白)の種類

漂白には、オフィス(歯科医院で行う)、ホーム(家庭で行う)、ウォーキング(神経を取った歯が適応、別記で紹介します)、デュアル(全て混合)、OTC(オーバー・ザ・カウンター[個人的に買って勝手にやる])に分類できます。

やはり理想は医師の目の届く場所で漂白するオフィスブリーチングだとは思いますが、ずっと診療台に座っていてもらうわけにもいかず…。
結局、高濃度の薬剤を短時間使用する事になってしまい、その分、染み込みが浅く、結果、仕上がりが曇りガラス的な白さになる事が多くなります。その為、全部の歯にこの方法を用いる事はかなり少ないです。次に記すホームブリーチングで変化の少ない歯に対するフォローの役割に変化しつつあります。

ホームブリーチングは低濃度で長時間使用させる為、染み込みも深く、じっくり全体的に漂白されるため透明感のある自然な白さに仕上がります。
こちらの問題点は医師の目が届かないところ。

あくまでもコレは処方・投薬だと理解して下さい。

という事でOTCブリーチング(個人輸入、ドラッグストア結構出ていますが)に関しましては完全に自己責任ですので失敗した後フォローを求められても応じきれない場合がありますので御容赦ください。

 

歯が脆くなる!? 噂と注意点。

歯の表面、歯の中の“有機成分(汚れ)”を溶かすのであって歯自体は何も変わりません。

確かに溶け出た跡、表面にミクロン単位の空間、ざらつきは出来ます。
しかしそこは後に唾液中のミネラルが入り込む事で歯が前より強くなり、そして透明感に変わります。

注意点としては、咬む力がかかる場所、すれる場所。
ざらつき分、接触面積が増え、磨耗が早まる可能性があります。
可能なら噛み合せの面には薬液を付けない方が良いと思われます。
噛み合せの面も漂白を希望される場合、使用後数日は歯軋り等にお気をつけ下さい。

 

噂と注意点。その2

■しみる――知覚過敏、そしてお腹が緩くなる事が確かにあります。出現したら1日休憩して下さい。1、2日でまず治ります。それでも落ち着かない場合はフッ素の塗布を行います。

■口が渇く――薬が多過ぎたか何かの理由で溢れ出すと口の中で発泡作用が始まります。「口の中が泡っぽい」も同様です。先ず量の確認、溢れたら拭う、を徹底して下さい。

■汚れが付きやすくなる――先程記したざらつきの事と思われます。問題は(汚れと限らず)何が最初に付着するか。次の薬液で直ぐ取れるモノなのかどうか。少なくとも着色しやすいモノ(お茶、コーヒー、ワイン、カレー、喫煙その他)は使用中は控えてもらった方が賢明だと思われます。その後、繰り返しますが唾液中のミネラル分によりざらつきは無くなります。

以上も含み平均して約3年で2割程の後戻りがありますので了解ください。

 

続・漂白の種類

神経の治療の後、歯の色が黒ずんでいませんか?
被せ物ではなく、自身の歯の話です。
可能性があるのは歯が薄くなって口の中の暗さが透けている場合と、
神経を取った時の血液が内から歯に染み込んで固まっている場合。
前者は裏打ちをやり直せば回復します。
後者は“その歯”に関しては“保険で”漂白が可能です。
漂白全てが自費という訳ではありません。